ホーム » エッセイ » 広島の式典に参加した、トルーマン大統領の孫「起きたことをつぶさに検証したい」[BBCニュース]
67回目の広島原爆記念日、改めて核兵器廃絶を世界に呼びかけ
英国BBCニュース 8月6日
日本で年一回開催される広島の原爆追悼式典が、67回目を迎えました。
膨れ上がる脱原発・反核感情の中、何万人もの人々が式典に参加しました。
アメリカの爆撃機、エノラ・ゲイが広島に原爆を投下し、140,000人もの命を奪った時刻、8時15分、追悼の鐘の音が響き渡り、犠牲者に対し1分間の黙とうを捧げました。
松井一實広島市長が、平和記念公園の会場で、核の無い世界の実現を世界に向け呼びかけました。
「市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を、一刻も早く確立してほしい。」
松井市長はこのように日本政府に対し求めました。
松井市長はまた、原爆による放射線の影響によって健康問題を抱えている、第二次世界大戦の年老いた生存者に対する支援を充実させるよう、政府に求めました。
日本の野田首相は、広島の教訓が忘れ去られてはいけない、と式典で演説しました。
「脱原発依存の基本方針の下、中長期的に国民が安心できるエネルギー構成の確立を目指します。」
野田首相は6月に大飯原発の2基の原子炉の再稼働を命じて以来、国内外の脱原発・反核運動を行う人々から大きな批判を浴び続けています。
日本に50基ある稼働可能な原子炉は、3月11日に襲った巨大地震と巨大津波がきっかけとなり、福島第一原発の3基の原子炉がメルトダウンを引き起こして以来、稼働を停止していました。
福島第一原発の事故は1986年に発生したチェルノブイリの事故以来、最悪の原子力災害であるとされています。
式典には1945年当時、広島と長崎に原爆投下を命じたアメリカ大統領、ハリー・トルーマンの孫が参加していました。
クリフトン・トルーマン・ダニエル氏は、トルーマン一族から初めて広島の原爆記念式典に参加することになりました。
トルーマン氏はBBCの大井記者によれば、取材に対し、こう答えました。
「祖父が下した決定の結果、どのようなことが起きたのか、生存者ひとり一人から話を聴くことは困難なことだが、そのすべてについて理解することが、トルーマン一族にとって大切なことである。」
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-19144486
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トルーマン大統領の孫、広島原爆式典に参加
アメリカNBCニュース 8月6日
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広島に原爆が投下されてから67年目の今日、当時のハリー・トルーマン大統領の孫が広島で開催された原爆犠牲者追悼式典に参加しました。Visit NBCNews.com for breaking news, world news, and news about the economy
[トルーマン大統領の決断 : 頑強な日本軍の抵抗の前に、トルーマン大統領は原爆を使うべきかどうか、決断を迫られた]Visit NBCNews.com for breaking news, world news, and news about the economy
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