ブログ【大震災】 ご相談下さい
今回の大震災で、震災発生10日後の今日、私たちが住む宮城
県の犠牲者が10,000人を超すことが確実視されています。
これが悪い夢で、すぐに覚めるのではないか、覚めてほしい、日に
一度はそう考える毎日です。
しかし、一方の頭ではこれが逃れようの無い現実であることを突き
つけ続けています。
1,000年に一度の大災害だ、と言われますが、1,000年に一
度、ということはどういうことだろう、と考えます。
答えがあろうはずがありません。
解っているのは、これからも生きるつもりなら、再建を始めなけれ
ばならない、ということだけです。
今日3月21日、仙台市の中心部、中央通と一番町を歩い
てみました。
仙台市内でいちばんの繁華街、さまざまな業種の商店が延々と軒を
連ねる商店街。
しかし半分以上の店のシャッターは閉まったまま。
そのことが、今や私たちが『非日常』の中にいるのだという現実を
突きつけてきます。
待ち合わせた友人と話がしたくて、一番町の端から端まで喫茶店、
コーヒーショップのたぐいを一軒一軒確認して回りました。
どこも開いていません。
そのかわり、道ばたで何カ所も弁当を売っている出店があります。
その中の一つ、洋食を売っている出店の張り紙の端っこに、かねて
知っているイタリア料理店の名前を見つけました。
「もしや?!」と、思い、出店の人に「店内で食事はできます
か?」と勢い込んで尋ねました。
すると「11時30分からランチを提供します。」という
返事が返ってきたのです。
待ち合わせた友人を誘い、店の前のベンチで20分ほど待っ
て、ようやく店内へ。
暖かい店内、暖かい食事。
そのとき気がついたのです、今すぐ始められる復興、
それは商店が一店でも多く店を開けることだ、と。
通常の物流が途絶えている今、私たちあおい薬局にも、震災以来ま
だ一度も商品は入荷していません。
でも、それでも、相談とアドバイスなら、今すぐ始められることに
気がつきました。
固定電話はまだつながりませんが、eメールとインターネット
は復活しました。
あおい薬局は体とこころの健康相談とアドバイスから再建を始めます。
被災地に限りません、体とこころに悩みをお持ちの方、ぜひメール
をください。
お待ちしています。
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あおい薬局