エッセイ – 純金の竹 – 貧乏人のワタシは見事にうろたえました 5月の中旬、中国人の友人夫婦が奥さんのご両親と一緒に我が家を訪ねてこられました。ご主人は医者で、現在は仙台市の画像検診クリニックで、検査技師として働いています。奥さんは主婦兼業で中国語関連のボランティアなどをしていますが、3月11日の大震災... 2011.05.31 エッセイ
エッセイ いまだに続く悲劇のなかで [再出発はどこから?] 5月23日にアメリカ史上最悪と言われる竜巻がミズーリ州ジョップラン市を襲いましたが、現地はまだその衝撃から立ち直っていません。その中で非常に印象的な報道に出会いましたので、皆さんにもその映像をご覧いただきたいと思います。前半の概略を翻訳しま... 2011.05.30 エッセイ
ゴルフ 後悔のゴルフ〈5〉 ゴルフというのは「徹底的」に屋外のスポーツですから、「天候というものがこれほど影響するのか?! 」と思う事しばしばです。まずはその日の天気、晴れて風がなければ機嫌良く出かけ、雨の日や風の強い日は「あーあ... 」なんて出かけます。まあ、気は... 2011.05.29 ゴルフ
エッセイ 次に地震が来る場所はどこ?! – 東日本大震災、その瞬間のビルの30階 – 3月11日東日本大震災の日、大地震が襲ったとき仙台市中心部の30階建てのビルの、まさに30階のレストランにいた30代の男性の話を聞きました。店内のテーブルと椅子が凄まじい音を立てながら、一斉に向こう側に雪崩を打ったかと思うと、今度は一斉にこ... 2011.05.28 エッセイ
エッセイ 命が失われた世界・蒲生再訪〈2〉 蒲生を再訪した日はとにかく晴れていました。仙台の夏は例年三陸沖から冷たい「やませ(夏に農作物に冷害をもたらす事から『病ませ』の意味だという説があります)」という風が吹き込むため、「夏の仙台というのは、街全体に冷房がかかっているようだ」と、瀬... 2011.05.27 エッセイ
エッセイ 極めつけの凡人より 人生とは次々に起きる出来事の積み重ね。だけではないはずです。起きた出来事をどう受け止めたか。そして、どう考えるのか。その事が、実はその人にとっての人生だと思うのです。私はこの世で最も憎むべき行為は、人の人生を取り上げてしまう事だと思っていま... 2011.05.26 エッセイ
エッセイ 緊急にお話ししたかったのです 今、アメリカが大変な事になっています。別の原稿をアップする予定でしたが、急遽差し替える事にしました。昨年末から今年の3月まで、アメリカ北部は大雪と猛烈な寒波に見舞われました。4月には中西部でトルネード - 竜巻が大発生し、家屋などが多数破壊... 2011.05.25 エッセイ
エッセイ 『犯人探し』は今、するべきことなのか?! 果然、というべきか、またしても、と言えばいいのでしょうか。今度は東京電力福島第1原発1号機の炉心冷却のための海水注入が中断したことの「犯人探し」が始まりました。首相が指示した、指示しない、ということが焦点のようですが、要は「今度こそ菅降ろし... 2011.05.24 エッセイ
エッセイ 命が失われた世界・蒲生再訪〈1〉 昨日、仙台市宮城野区の蒲生地区に行って来ました。東日本大震災から2ヶ月、しかし津波の直撃を受けた地区の復興・再生の容易ならなさを改めて感じました。ひとつは空気。石巻や女川、南三陸、気仙沼でも復旧活動を続ける自衛隊や消防、警察の方々を、がれき... 2011.05.23 エッセイ
エッセイ オラなど、死ねばいがった 妻が薬剤師をつとめる薬局に、最近、宮城県の気仙沼市のおばあちゃんが姿を見せられるようになりました。年齢は80歳に近く、3月11日に気仙沼市の自宅が被災してしまったため、仙台市内の長男のお宅に引き取られ、暮らしておられるそうです。慣れない環境... 2011.05.22 エッセイ