エッセイ 他に代わる者のいない、ある偉大な演奏家の死を悼んで – クラレンス・クレモンズ追悼 – one and only という英語は、最近では日本語のひとつになりつつあります。「他に例を見ない、第一人者」をさす言葉ですが、アメリカNBCのナイトリー・ニュースは「脇役」と言っても良い、あるサックス奏者の死を追悼していました。実はわたし... 2011.06.23 エッセイ音楽
音楽 音楽家と求道者 マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーン クラシックの分野でも、フルトヴェングラー、ワルター、トスカニーニ(個人的には好きじゃありません)という、1950年代に亡くなった指揮者をしのぐ指揮者が50年経った今でも現れないように、ポピュラー音楽でもビートルズ、ローリング・ストーンズ、レ... 2011.06.19 音楽
音楽 ジャンルなし音楽ファンのこの季節のおすすめミュージック〈1〉 人間の音楽嗜好というのは、幼児期の体験に大きく左右される、というのが私の持論です。つまりは原体験というやつなんですが、一時期流行った『胎教』、今もされる方は多いのでしょうか?胎教で多く使われたのはモーツァルトだったようですが、『胎教』された... 2011.05.17 音楽
音楽 ようこそ、5番、7番、8番へ 『病膏肓(やまいこうこう)に入る』ということわざがありますが、クラシック音楽が趣味、と言い切る人は大体もうこの段階に入っている人が多いと思います。この道の私の先輩はシューベルトの交響曲第9番『ザ・グレート』とプラームスのヴァイオリン協奏曲の... 2011.05.01 音楽
音楽 ザ・グレート シューベルト交響曲第9番【ザ・グレート】。作曲家のシューマンが「天国的に長大」と表現した、天国にいるような幸せな気持ちに浸っていられるこの曲を聴いている長い時間は、クラシック音楽ファンにとってはまさに至福の時です。次から次へと繰り出される魅... 2011.04.12 音楽