エッセイ

リロイ・アンダーソンのすすめ – 音楽で心からいやされるために –

大震災直 後、3日目にやっと電気が通じたときまず飛び込んできたのは、津波の被害を受けた被災地の悲惨な光景を映し出したテレビ映像でした。恐ろしい数の人々の死 が明らかになっていました。自分の心を落ち着かせたくて、何か好きな音楽を聴こうと思い、...
エッセイ

我が身の至らなさを恥じる朝

大震災から2週間、忘れもしない金曜日の午後でした。当時若林区の海岸線から内陸に6kmほどのところにいた私は、建物の中で地震に遭遇しました。私は大きなフロアの真ん中にいましたが、建物が大きく揺れ、耳をつんざく破壊音が連続し、鏡で確認はしなかっ...
エッセイ

大切だった人が、心の中に住まう日が来る

私は40代のとき、いわゆる「過労」で倒れ、ごく短い間でしたが、記憶を失ったことがあります。そのときの恐怖は、たとえようのないものでした。記憶が無い、ということは人生が無いのと同じだということを痛感しました。今度の大震災では、津波が数えきれな...
エッセイ

私たちみんな、『星の金貨』をもらおう

ドイツの有名な、というより世界でもっとも有名な童話作家であるグリム兄弟に『星の金貨』という作品をご存知でしょうか?物語の内容は、何かの理由で(作品中では触れていません)父も母も死んでしまい、お金もなく、住む家もない女の子が、道をさまよい進む...
エッセイ

こんなときだからこそ、あおい薬局をご活用ください。

大震災はやってきました。痛恨の極みですが、これはもう動かしようの無い事実です。これからは、みんなで一日でも早く復興・復活に向け立ち上がらなければなりません。でも、それがすぐにはかなわない方もたくさんいらっしゃるでしょう。持病や障害をお持ちの...
エッセイ

支えることで支えられた11日間

今日3月22日午後2時、11日の震災以来、11日間我が家で避難生活を送っていた大学生の男性が、ご両親の強いすすめもあり、東京の実家に帰っていきました。彼が我が家にきたのは震災当日、3月11日の夜。大学生の息子の携帯電話に、彼からのSOSが入...
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大きなため息をつきましょう

今度の大震災、どっちを向いても大きなため息ばかりをついてしまいます。でも、我慢することはありません。やりきれなかったら、つらいと思ったら、大きなため息をつきましょう。ため息をつけば、全身の緊張がゆるみます。体が緊張しっぱなしではあなたの体が...
エッセイ

ブログ【大震災】 ご相談下さい

今回の大震災で、震災発生10日後の今日、私たちが住む宮城県の犠牲者が10,000人を超すことが確実視されています。これが悪い夢で、すぐに覚めるのではないか、覚めてほしい、日に一度はそう考える毎日です。しかし、一方の頭ではこれが逃れようの無い...