星の金貨プロジェクト

星の金貨 東日本大震災や音楽、語学、ゴルフについて語るブログです。

ホーム » エッセイ » インド長距離核ミサイル / コロンバン高校銃乱射事件 13回忌/ メキシコ湾重油流出事故から2年

インド長距離核ミサイル / コロンバン高校銃乱射事件 13回忌/ メキシコ湾重油流出事故から2年

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

所要時間 約 12分

ディスカバリー&スミソニアン博物館 / 巨大な太陽の爆発 / 巨大輸送機C-5】

アメリカCNNスチューデント・ニュース 4月20日



▽インド長距離核ミサイルの発射実験に成功

二つのロケット発射実験が行われましたが、世界の反応はなぜこうも違うのでしょうか?
先週、北朝鮮の実験が失敗に終わりました。
昨日はインドが長距離ミサイルの発射実験に成功しました。国連を含めた各国は北朝鮮の実験については、口を揃えて避難しました。
しかし今回のインドの実験については、中国からやや控えめの避難はありましたが、各国はほとんどこの問題を取り上げませんでした。
この違いはなぜ?

インドは米国の同盟国であり、そして国際社会でも北朝鮮より遥かに高い評価を得ています。
ジム·クランシーがインドの実験について、詳しく教えてくれます。

ジム・クランシー、CNN特派員
アグニ5号ミサイルは19日木曜日早朝、インドの東海岸沖合の島から打ち上げられ、雲の間を突抜け実験を成功させました。
アグニとはヒンディー語で『炎』の意味ですが、このミサイルは1トンの重量の核弾頭を搭載することができ、射程の長さは5,000キロメートルあります。北京を含む中国国内の主要都市のすべてを射程内におさめることができるのです。

インドのマンモハン・シン首相は、重要な第一歩だと語りました。

今回のアグニ5号ミサイル打ち上げの成功は、インドの科学技術分野に対し国家が適切な貢献を行ったことを象徴するものだ、と語りました。

今回の打ち上げについてインド政府は事前に広報していましたが、これといった批判は起きませんでした。
一方北朝鮮は打ち上げに失敗したにもかかわらず、厳しい批判にさらされました。
この成功により、インドは国際社会で一定の影響力を持つことになります。

国連の常任理事国である英国、フランス、中国、ロシア、そしてアメリカ合衆国、そしいイスラエルのような国も長距離ミサイルを保有していると見られています。
インドの指導層はこのミサイル開発は、飽くまで抑止力が目的である、と語っています。


インド防衛大臣パリアム・ラジョ「皆さんもご存知のように、インドには核武装した、あまり友好的ではない隣人がいます。そのため今回開発したような能力を持った兵器を保有することは、我が国の安全上重要な意味を持っています。」

クランシー:アナリストはこの隣人とは核兵器を保有している中国とパキスタンに他ならない、と語っています。
中国当局は今回の実験成功を把握していますが、両国関係にさほどの影響は無い、と見ています。

▽コロンバン高校銃乱射事件

アズーズ:13年前の今日、コロラド州リトルトンのコロンバン高校で悲劇的かつ衝撃的な出来事がありました。
2人の学生が銃と爆弾を学校に持ち込み、発砲しました。13人の生徒が死亡、23人が負傷しました。武装した2人の生徒はその後自ら命を絶ちました。

2007年に学校近くの公園でこのコロンバン高校の発砲事件の追悼式典が行われましたが、この事件がきっかけになり全米の学校では安全が最優先事項となり、こうした事件を二度と起こさないための教育プランなども導入されました。

▽メキシコ湾重油流出事故

2年前のこの日、メキシコ湾ディープウォーター・ホライゾンで重油流出事故が発生しました。
126名の職員が働いていましたが、爆発により11人が死亡しました。この爆発はアメリカ史上最悪の重油料出事故につながりました。200万ガロン(約800万リットル)の重油が湾内に流出し、一部はいったいの海岸に流れ着きました。
重油の流出を止めるまで85日間かかり、海底にある採掘弁を完全に閉じるまでには約4ヶ月を要しました。

▽パット・サミット、バスケットボール・コーチの辞任
(省略)

▽スペースシャトル・ディスカバリー

スペースシャトル・ディスカバリーが正式にスミソニアン博物館に収納されました。
昨日受け取りのための公式セレモニーが、アメリカ人初の宇宙飛行士であるジョン・グレンを初めかつてのアメリカの宇宙飛行士達が参加して開催され、ディスカバリーは新たな我が家に収まることになりました。
ジョン・グレン自身、ディスカバリーでの飛行経験があります。
彼はこの後のディスカバリーの役割について述べました。
ジョン・グレン「今日からディスカバリーは新たな任務に就くことになります。これまでのようにダイナミックでもないし、一見重要ではないように見えるかもしれません。展示されるということは、単に私たちの業績を公正に伝えるだけでなく、次の世代の人々のインスピレーションをかき立てることになるのです。」

▽巨大な太陽の爆発

アズーズ:今週私たちは太陽の表面で発生した、巨大なフレアについてお伝えしました。
しかし科学者は中規模な爆発にすぎない、と語っています。
これはどんな意味を持っているのでしょうか?
チャド・メイヤーが詳しくこの状況について、わかりやすく解説してくれます。

アメリカ気象協会、気象学者チャド・メイヤー:簡単にわかるように、色分けしたイメージを用意しました。
そして大きさについて、これが地球と同じ大きさに相当します。
爆発の炎が作り出したこの円内に、地球を20個入れることができます。これを見ても太陽がいかに巨大なものかわかります。そしてここに地球を置いてみることで、今回の爆発がいかに巨大なものか、おわかりいただけると思います。

▽今日のシャウトアウト

シャウトアウトの時間ですよ。これらの米軍航空機のうち、貨物輸送機はどれでしょうか?
答えがわかったら、大声で答えてください。
B-52、C-5、F-18、T-6さあどれでしょう、3秒以内に答えてください。

アルファベットの意味が答えです。 Cはカーゴ(貨物)の略で、ここで正しい答えはC-5です。

▽巨大輸送機C-5

アズーズ:C-5はただの貨物輸送機ではありませんよ。
C-5は世界最大の航空機というだけでなく、アメリカ陸軍のありとあらゆる装備を運べる飛行機なのです。
このまま私がこの飛行機がいかに巨大か話し続けても良いのですが、実際に中をその目で見てもらう方がはるかに良いと思います。

アメリカ気象協会、気象学者レイノルズ・ウルフ
ロビンス空軍基地にやってきました。これから信じられないものをご紹介しましょう。
アメリカの軍用機の中で最大のC-5です。右後方にタラップがあります。
では11段あるタラップを上って中に入りましょう。上ったところにフライトデッキがありますが、地上3階建ての高さがあります。
中に入るとその広さに驚かされます。
この中には戦車や装甲車はもちろん、他の航空機すら搭載可能です。分かりやすいように例を挙げると、サッカー場の約3分の2もの大きさがあるのです。

信じられないかもしれませんが、実はもう1フロアあるのです。
デッキ上にはたくさんの部屋があります。
この場所には75人の隊員達が座れる椅子を余裕を持って配置できるのです。

驚くのはその広さだけではありません。この操縦室には6人がゆったり座れます。
ここにいるライアン・ホワイト大佐もその一人。大佐、その他にC-5の際立った特徴を説明してください。

アメリカ空軍ライアン・ホワイト大佐
「あなたの言うようにまずは大きいのが一番の特徴です。
そして100マイル以上離れた場所にいる、あらゆる航空機と交信ができること。
そしてやっぱりなんと言っても大きさが一番です。世界で初めて空を飛んだライト兄弟の飛行機なら、このC-5の中を飛ぶことができるんです。

ウルフ「どうでしょう、C-5のクイック・ツアーは楽しめましたか?
ロビンズ空軍基地のC-5の中からCNNのレイノルズ・ウルフがお伝えしました。

(以下省略)

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – +

【 皇帝ペンギンの生息数は南極に600,000羽 - 衛星による調査で確認 】

アメリカABCニュース 4月13日
video platformvideo managementvideo solutionsvideo player

これまで考えられていたよりももっと多くの白と黒のかわいらしい鳥達が生息していることが、最新の衛星画像によって明らかになりました。

非常に高い分解能(VHR)の衛星画像を解析した結果、科学者たちは調査した地域に60万羽近い皇帝ペンギンが生息していることを突き止めました。
当初の予想では27万羽から35万羽と思われていましたが、南極にある44カ所のコロニーを調査し、上記の生息数を割り出しました。

英国南極調査隊、ミネソタ大学、スクリップス海洋学研究所、オーストラリア南極部門の科学者達は、衛星画像に写った動物、氷、影、ペンギンの糞などとペンギンを慎重に区別しながらその生息数を割り出したのです。
これらの調査機関によれば、今回の取り組みは『宇宙からの撮影によって行われた初の国勢調査』です。

以前は動物学者といえど、南極の寒さとペンギンの群れに与える心理的影響を考慮し、思うような調査ができませんでした。
しかしこの方法なら寒さはあまり関係ありませんし費用と時間が節約でき、ペンギン達を怖がらせずに正確な調査を行うことが可能です。

しかし今回の調査では気候変動が、鳥類にどのような影響を与えているかは明らかにできません。
「鳥類の生息数がどう変化していくのか、これから研究を続けていく際の基準を制定することになります。」
ミネソタ大学の南極地理センターの科学者であるミシェル・A.ラルーが、ABCニュースに語りました。
「南極海の氷が減って、ペンギンのコロニーの一つが消滅したことがわかっています。」
こう彼女が付け加えました。

画像をご覧いただくとわかりますが、ペンギンの白と黒の色は雪原の中で目立つため、コロニーの存在がはっきり確認できます。
残念ながら一羽一羽の姿まではとらえられませんが、『シーワールド・ペンギン・カム』のウェブサイトをご覧いただければ、いつでもリアルタイムでペンギン達の生態をご覧いただけます。

Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy







 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事に関連する記事一覧

comment closed

このサイトについて
ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
サイトマップ
最近の投稿
@idonochawanツィート
健康関連リンク
アーカイブ