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【 ジョン・レノンのファンたち、追悼のためのカム・トゥギャザー 】

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所要時間 約 4分

35年前の凶行の衝撃と心の痛みを分かち合うため、『イマジン』のモザイク前に集まった人々

AP通信 / アメリカNBCニュース 12月8日
(写真をクリックして、大きな画像をご覧ください)

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2015年12月8日、殺害されたジョン・レノンを偲ぶため35回目の命日にニューヨークのセントラル・パークのストロベリー・フィールズ区画にある『イマジン』のモザイク前に集まった人々。(写真上)

35年前の元ビートルズのジョン・レノンが殺害されたことは、同時代を生きた人々、そして根っからの音楽ファンにとって未だに衝撃的な出来事として心に刻み込まれています。

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ロックミュージックの全盛時代を導き、平和運動のリーダー的闘士として戦い、ベビーブーム世代を代表する偶像であった彼は、マーク・デイビッド・チャップマンの突然の襲撃による死は世界中に衝撃を与え、無数の人々を嘆かせました。
彼の死はひとつの時代の終焉を告げることになりました。

チャップマンは終身刑プラス20年の刑を宣告され、2014年8月に最終的に仮釈放を却下されました。
「こうした類いの苦痛を与えてしまったことについては、申し訳ないと思っています。」
チャップマンは仮釈放審理委員会の席上、こう語りました。
「ある種の達成感を満たすために、こうした愚かで、間違った方法を選択してしまったことを後悔しています。」
チャップマンは2016年、再び仮釈放を申請することができます。

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2010年の審理でチャップマンは、銃撃する相手はジョニー・カーソン、エリザベス・テイラー、ジョン・レノンのうちだれでもよかったが、元ビートルズのジョンが最も近づくことが容易であり、しかも彼が住んでいたセントラル・パークの脇にある年代物の古いアパート周辺は「人気のない目立たない場所」であったため、最終的に狙う相手としてジョンを選んだと、当時の状況について供述しました。

http://www.nbcnews.com/news/us-news/john-lennon-fans-come-together-mark-singers-death-35-years-n476691
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35年前、『ジョン・レノン殺害』のニュースの第一報を聞いた時、私も
「なぜジョンを殺す?!」
と叫んだ人間の一人でした。
当時はなぜジョンがあれ程『世界に平和を!』と執拗に歌い続けたのか、今一つぴんと来ていませんでしたが、今は心から共感しています。
1980年はアメリカにレーガン政権が誕生し、ジョンが暗殺された年でした。
そして上の記事を見たその上で、下の記事中の
『ジョン・レノンの死はひとつの時代の終焉を告げた』
という一文を読むと、今さらながらジョンの死が悔やまれてなりません。








 

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ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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