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価格の無いレストラン 「持ち合わせがなくても、十分なお食事をどうぞ!」

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所要時間 約 4分

「何かみなさんの心を和ませるような話題は無いだろうか?」と思って、いろいろ探しているうちにこんなニュースを見つけました。
6月6日夜(日本時間7日午前)のNBCニュースから。

内容は「価格の無いレストラン」のお話です。
持てる人はより多く支払い、そうでない人は払える金額を支払えばいい、というレストラン経営が軌道に乗り、店舗数が増えている、というお話です。
チャリティの考え方が浸透しているアメリカらしい話題ですが、みなさんにとって一服の清涼剤になれば.......

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ブライアン「今夜の『Making a Difference - 良い形になりました』は過去のあるレポートについてです。あるNPOレストランチェーンの経営者がたまたまNBCのこの番組でレポートを見て、このアイディアを採用する事を決心したのです。今ではその事により、他に対しはっきり差別化ができています。
セントルイスからロン・モットがお伝えします。」

女性スタッフ「セントルイス・ブレッド・カンパニーのカフェにようこそ。」
記者 : パンを入れるボックスには古びたパンの塊ではなく、若々しく新鮮なパンのような取り組みが詰まっています。一年前、パネラ・ブレッドは利益を目的としない、ある実験的取り組みを始めました。
今や彼らの試験的取り組みはより大きなスケールで展開されています。
モンタナ州クレイトン、ミシガン州ディアボーン、オレゴン州ポートランドにそれは広がっています。

ブライアン「食に関して何を人々に提供するのか、というビジネスのお話です。」

彼は2年前にデンバー(コロラド州)の小さなレストランが同じ取り組みをしているのをNBCのこの番組で見ました。お客さんは支払う事のできる金額を支払えばいいのです。
NPO責任者「この番組を見て私は考えました。これなら私たちにもできる、スキルもあるし経営資源もある。やるべきだ、いや、これは私たちの義務なんだ、とね。」

いくら支払うかはその人の人間性に対する問いかけです。

白人男性客「これは気軽に地域社会に貢献できる方法だよ。」
黒人男性客「たった2ドルか3ドルしか持ち合わせが無かったときもあったよ(それでもここでは十分な食事をする事ができたんだ)」このレストランには持続性がある。5人の客のうち1人が価格表が伝えている事を正しく理解してくれ、応分の寄付をしてくれる事によりこのシステムはうまく行くのだと話してくれました。
ジミー・ジャィルズやボニー・スミスのような人々は週に2回はこのレストランを利用しています。
「まったくのところ、ここのおかげで何とか一ヶ月をしのぐ事ができるんだ。」

記者 : 食事を提供するだけでなく、この会社は社会貢献を全うできるよう望んでいます。
NPO責任者「私たちは貧困そのものを解決する事はできません。でも、この取り組みを続ける事で、少しずつ地域社会を変えていっていると思います。」
パネラ・カンパニーでは貧困から抜け出そうとする人々の空腹を満たすだけでなく、彼らが自ら新たなる糧を創造する、そのための手助けをしているのです。
女性スタッフ「すすんでお支払いいただく事は尻込みせず、(暮らしやすいコミュニティー創造に)ご参加いただく事なのですよ。」

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ほんとうの「今」を知りたくて、アメリカCNN、NBC、ABC、CBS、英国BBC、ドイツ国際放送などのニュースを1日一本選んで翻訳・掲載しています。 趣味はゴルフ、絵を描くこと、クラシック音楽、Jazz、Rock&Pops、司馬遼太郎と山本周五郎と歴史書など。 @idonochawanという名前でツィートしてます。
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