【 第二次世界大戦(太平洋戦争): 共通の認識を作れない日本 】《前篇》
第二次世界大戦中に組織的計画的に進められたドイツのホロコースト、日本が大陸で行ったのは?
『軍』という単位で行動したときに、日本人が見せた残虐性の行動原理とは何なのか?
すべては平和憲法を葬り去ろうとしている、右翼の国家権力主義者が作り出した争い
ガブリエル・ドミンゲス / ドイチェ・べレ(ドイツ国際放送) 4月8日
最近日本を訪れたドイツのアンゲラ・メルケル首相は日本に対し、アジアの隣国との関係修復に努力するよう求めました。
ニューヨークにあるバード大学で人権とジャーナリズムを専門とするイアン・ビュルマ教授がドイツ国際放送のインタビューで、第二次世界大戦中に彼らが犯した犯罪行為を認めるその方法において、日本とドイツでどのように異なるか、詳細に語りました。
第二次世界大戦が終了してもはや70年が過ぎ擁している今なお、日本は戦争中に犯罪行為を犯したことを認め、謝罪の意思を示すことについて極めて不熱心だとして、中国や韓国などの近隣諸国から非難され続けています。
現在の首相の安倍晋三氏も、戦後の平和憲法の解釈を変更して武力行使を可能にし、さらには国家主義的姿勢を鮮明にすることで、両国との関係を一層緊迫したものとしています。安倍首相は戦後70年の節目に公表する首相声明について、全体に後悔と謝罪というトーンは引き継ぐものの、これまでとは違った姿勢を明らかにすると語っています。
今年3月に日本を訪問したメルケル首相は、ドイツ自身が取った対応を念頭に置きながら、日本は第二次世界大戦(太平洋戦争)中にアジア諸国において日本軍が行なった犯罪的行為と正面から向き合う必要性を認識させようと試みました。
その一方でメルケル首相は近隣のアジア諸国、主に中国と韓国もまた、日本との和解を進める姿勢を取らなければならないということを示唆しました。
歴史上中国は第二次世界大戦(太平洋戦争)の終息にそれ程大きな貢献はできなかったとしても、中国政府は「日本の侵略に対する中国人民の抵抗戦争の勝利記念日」を大々的に祝うため、9月に大規模なパレードを行いたいという意向を明らかにしました。
中国の習近平政権は日本の安倍首相をこの祝典に招待したとの報道がなされましたが、軍事パレードを袋この祝典に安倍首相が参加するかどうかは現時点では明らかになっていません。
人権とジャーナリズムを専門とする米国の大学教授で「イヤーゼロ、1945年の歴史」など多数の著作を著したイアン・ビュルマ氏はドイチェ・べレ(ドイツ国際放送)とのインタビューにおいて、第二次世界大戦(太平洋戦争)に関する評価が日本国内では著しく分極化しており、その歴史認識に関する論争がそのまま戦後に公布された憲法改定論議の場に持ち込まれていると語りました。
DW(ドイチェ・ヴェレ / ドイツ国際放送):
第二次世界大戦中の自国の事歴をどう評価し判断するかという問題において、ドイツと日本で最も大きく違う点は何だとお考えですか?
イアン・ビュルマ : 最も大きな違いは戦争中の自国の事歴について、ドイツ国内には共通の認識が確立しているという事です。ドイツ第三帝国を支持しているのはネオナチだけです。日本国内には、誰もが共有している認識というものはありません。
日本の右翼の国家主義者たちは史実の記録を書き換えようとしていますが、その大日本帝国の第二次世界大戦(太平洋戦争)中の事歴については、すべてが恥ずべきものなどでは無かった、1937年に日本が引き起こした南京大虐殺などの残虐な行為は中国の宣伝工作であり、日本の左派が故意に誇張したものだという主張に、一国の首相である安部首相ですら同意しているのです。
日本国内において第二次世界大戦中の事歴に関する見解が著しく分かれている理由には、複雑なものがあります。
まず第一に、戦争の発生原因とその展開がドイツと酷似していた訳ではないという点が挙げられます。
日本にはヒトラーに相当する人物は存在せず、またナチス(国家社会主義労働者党)に相当する党組織もありませんでした。
大日本帝国が戦った相手はアジア地区における西欧列強の帝国主義でした。
日本軍は中国大陸や東南アジアにおいて相当程度残虐な行為を行いましたが、ナチスのように人種的な絶滅政策の下に組織的に実行されたホロコーストとは異なっています。
大日本帝国の軍隊はイデオロギー的な理由のために特定の人種を絶滅しようとしたのでなく、多くの罪のない人々をただ無差別に殺害しました。
第二次世界大戦(太平洋戦争)中の日本に対する評価が国内で極端に異なる原因は1945年にまでさかのぼります。
ヨーロッパ大戦の原因がナチズムにあったとされたのに対し、日本が戦争を引き起こした原因は『軍国主義』、そして『サムライ文化』すなわち紛争の場に置かれた日本人に見られる「斬るか斬られるか」という好戦的発想法にあるとされたのです。
こうした背景から戦後日本を実質的に統治していたアメリカは1946年、日本のために平和憲法を書きあげ、軍隊の使用を非合法化したのです。
日本の左派に加え世論の大半が、これを日本の戦争犯罪を償うための相応の対価と認めました。
これに対し右翼の国家主義者たちはこの平和憲法の改定を望み、戦争中に日本軍がとりわけひどい残虐行為を行ってはいない、あるいはあったとしても日本軍においては日常的に発生していた訳ではなく、従って歴史記述を改めるべきであると主張しています。
要するに憲法改定の是非が、歴史認識の問題に形を変え、日本国内で議論が続いているという事なのです。
〈 後篇に続く 〉
http://www.dw.de/no-consensus-in-japan-about-wartime-past/a-18367102
+ – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – +
【 完全な膚のコンディションを保つため毎日食べると良い10種類の食品 】《第3回》
カタリナ / AMERIKANKI
あなたは高価な割には効果の無い化粧品類を使うことに、飽き飽きしていませんか?
そんなムダとはきっぱり縁を切って、完璧なお肌のコンディションを保つため、食習慣を変えるべき時です。
私は5か月前に顔中にひどいブツブツが出来たのですが、今はきれいに治りました。
相当ひどいものでしたが、高価な製品は使わずに完治させることが出来ました。
中には美容に良くない食品もありますが、摂取すれば肌の健康を保つことが出来る食品もあります。
毎日摂取することで、あなたの肌のコンディションを最良の状態にできる10種類の食品をご紹介しましょう。
6.ホウレンソウ
ホウレンソウは、あなたが日常的なダイエットに取り組む際に必須とも言える健康的で栄養豊富な食物です。
あなたはホウレンソウが嫌いかもしれませんが、鉄、葉酸、葉緑素、ビタミンE、マグネシウム、ビタミンA、繊維、植物タンパク質とビタミンと実に多くの栄養素を含み、中でもビタミンC、E、Aの酸化防止剤能力は皮膚の健康を保つために大きな効果を発揮します。
7.チーアの種、麻の実、ヒマワリの種、カボチャの種と亜麻の種、これらの種子が皮膚の健康に果たす役割には大きなものがあります。
カボチャの種とヒマワリの種には、セレン、ビタミンE、マグネシウムとタンパク質が豊富です。
セレンとタンパク質は人体のあらゆる部位のシワを防止し、ビタミンEは皮膚の保湿能力を高め、
マグネシウムはあなたのストレス・レベルを下げます。
亜麻、チーアと麻の実の中の好ましいオメガ3脂肪酸は、シワとにきびに大きな予防効果があります。
さらにこれらの種は、タンパク質を豊富に含んでいます。
サラダにふりかけるなど食べ方を工夫して、健康で若々しい皮膚を自分のものにしてください。
8.もうひとつ、皮膚の健康に欠かせないのがセロリです。
私たちはこの野菜を不当に低く評価しています。
しかし、セロリには正常な血液循環を保つ働きがあるビタミンKが含有され、高血圧を予防します。
そしてあなたのストレス・レベルを減らすことができますが、ご存知のようにストレスは皮膚の健康を損ない、片頭痛やガンすら引き起こすばあいがあります。
セロリには天然ナトリウム、カリウム、水分を含んでいるため皮膚の水分不足を防止します。
皮膚の乾燥が乾燥、ひび割れと剥離、シワと吹き出物すら引き起こすという知識を、あなたがお持ちだと良いのですが。
毎日または少なくとも一日おきに、セロリを口にされるようにしてください。
カロリー計算が必要な方も、心配なさらないでください、セロリは非常に低カロリーです!
http://en.amerikanki.com/foods-eat-every-day-for-perfect-skin/?utm_source=taboola&utm_medium=referral&utm_campaign=taben