英語が聞き取れるでShow
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ある日、気がついたら英語がわかるようになっていた!
そんな楽で安易な展開を願うあなたに、とっておきの英語マスター方法をお教えします。まあ、英語というより、語学全体に応用できる方法なのですが...
用意するのは、DVDレコーダー(テープをいちいち巻き戻すのが苦にならない方は、ビデオでもOKです)と、風呂上がりなど、何回繰り返し同じ番組を見ても家族や周囲の人にいやがられないスペース。
英語5分間トレーニング / ラジオ英会話 / 基礎英語1 / 基礎英語2 / 基礎英語3 / 入門ビジネス英語 / 実践ビジネス英語
と非常に充実しているのですが、経験から言いますと、ラジオの方は楽で安易な展開にはあまり向かないのです。
まず、1回分のテレビ放送を録画します。1回分でいいのです。後は風呂上がりなど、何かしながらこの1回分の放送を丸暗記するまで繰り返し見ます。英語の部分は、声を出して一緒に言います。発音が下手でも何でも放送の声と同じ程度の声を出して、同じスピードで話します。繰り返すうちに発音も、リズムも何となく身についてきます。
これがすなわち『英語が身につく』ということ。
加えてどの単語、あるいはどの言い回しのところで自分がわからなくなっているのか気がつきます。
週2回放送があるから、というような理由で『録りだめ』はしないでください。見ていない本数が増える一方だったりすると、それがプレッシャーになって逆にやる気がなくなったりします。ただし、何本かの中から気に入った番組を見つけるのは悪くありません。何度も何度も見る訳ですから。
語学番組を利用しても中々うまく行かない人には、共通のパターンがあります。几帳面に放送プログラム通りに進行しようとする人です。1回ですべてマスターできるなら何の問題もありませんが、まずそんな事は無いはず。どこか解らないところがあれば、回が進むにつれ解らないところが増え続け、あげくは投げ出してしまうことになります。NHKの語学番組は6ヶ月で1セットになっていますが、極論すれば半年間に1ヶ月分をまるまる暗記するだけでいいのです。
英語が苦手、という人は英語に対して感覚的な違和感が大きい人が多いようです。20分~30分の番組を丸ごと暗記するうちに、こうした違和感は少しずつ解消されていきます。一本暗記し終えたら、次に進みます。こうして3~4本丸暗記してしまうと、もう英語が『得意』になったような気がしてきます。これが大切、こうなるとこれまで英語が聞こえてくると無意識のうちに遠ざけていたのが、今度は積極的に耳が『迎え』に行くようになります。
ただし『暗記』といっても何も無いところで番組の英語をすべてそらんじる必要は無く、テレビを見ながら番組の進行に合わせ英文が自然に口をついて出てくる程度でいいのです。
せっかく英語のお話なので、今日はこれを覚えていただきましょう。
motivationは今や日本語になりかかっているモチベーション。count は『数える』などの意味の動詞ですが、『価値がある』という意味もあり、このフレーズでは『大切である』と訳されています。
It's the motivation that counts. - 大切なのはやる気!
確かに......