インスタントラーメンやカップ麺を食べた後、あなたの胃の中はどうなっている?
NEWS18(翻訳 : あおい薬品 小林順一)
インスタントラーメンやカップ麺は、子供たちが大好きな食べ物の1つであり、何も準備ができていないのにすぐに食事を用意しなければならない時などとても重宝します。
しかし、インスタントラーメンを食べるとあなたの体がどうなるか知っていますか?
米国マサチューセッツ総合病院の消化器病専門医であるブラッデン・クオ博士が行った調査では、インスタントラーメンと自家製の生麺を1日おきに摂取するように依頼された被験者の胃の中に、カプセル型のピルカメラを送り込んで実験が行われました。
クオ博士は、自家製ラーメンは1〜2時間程度の短時間のうちに消化される一方、インスタントラーメンの類は、消化が始まってから数時間経っても形が壊れず、ほとんどそしゃくしたときのままの状態で胃の中に消化されずに残っていることを確認しました。
今回の調査でさらに驚いたのは、胃が懸命に前後左右に動いてインスタントラーメンを消化または分解しようとしていたことです。
この背後にいる犯人は、インスタントラーメンに含まれる防腐剤であることが確認されました。
ブラッデン・クオ博士は次のように述べています。
「2時間、あるいは4時間が経過した時点でも、胃の中のインスタントラーメンのそれぞれの大きさは自家製のラーメンよりもはるかに大きいか、またはそのままの形で残っていました。これは消化の過程で問題を引き起こすことになります。」
FDA(米国食品医薬品局)によると、インスタントラーメンに使われている主な防腐剤はターシャリーブチルヒドロキノン(TBHQ)であり、長期間にわたって日常的に食べると病気を引き起こし、臓器を傷め、腫瘍や癌のリスクを高める可能性があります。
TBHQは香水にも使用されています。
TBHQに加え、インスタントラーメンにはお湯で調理しても食感を維持するためにプロピレングリコールは使用されています。プロピレングリコールは湿潤作用、保潤作用、保存作用、乳化作用などを利用した溶剤であり、タバコ製品にも使用されています。
さらにほとんどのインスタントラーメンまたはカップヌードルは、ビスフェノールA(BPA)を含むパッケージで提供されます。
ビスフェノールA(BPA)は、これらのインスタントラーメンをカップ自体で熱湯を加えて調理することにより体内に入ります。
BPAはあなたの新陳代謝を破壊する可能性があります。
これらの合成化学物質とは別にインスタントラーメンやカップヌードルには、ナトリウム、コーンシロップ、パーム油、グルタミン酸ナトリウム(MSG)が含まれ、それぞれが異なる副作用を持っています。
これだけの根拠があれば、あなたのキッチンスにはインスタントラーメンやカップヌードルを置かないようにするのに理由として十分なはずです。
あなたの愛する家族に不健康を与えないでください。
もし家族に麺好きがいるなら、インスタントラーメンの代わりにその日に麺打ちした自家製ラーメンを食べに行きましょう!
https://www.news18.com/news/indiwo/food-indiwo-this-happens-to-your-body-when-you-eat-instant-noodles-1597503.html
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この記事の最終校正日時は2017年12月5日になっていますので、それほど新しいとは言えませんが、書かれている内容はほぼすべて初めて認識するものでした。
かつてに比べるとインスタントラーメンやカップヌードルの類を食べる機会はよほど減りましたが、たまに「食べたいかな?」と思うことがあり、我が家の食品庫にも1個か2個は置いてあります。
しかし60歳を過ぎた今、食べた後はなんとなく体が調子が悪くなることを覚悟した上で食べなきゃないな、とは思っていました。
そして実際、胃腸はもちろん全身に倦怠感が広がったわけですが、今回この記事を訳してみて、『なんとなく体が調子が悪くなる』程度では済んでいなかったのだ、ということをあらためて認識させられました。
高齢化が進む社会、せめて自分は体の中を『汚してしまう』食品の摂取は避けたいと思ってきました。
また一つ、『食べても良い食品』が減ってしまうのは残念ですが、最後の瞬間まで自分の足で歩き続けたいという願望を現実のものにするためには耐えなければならないこともたくさんあるのは道理というべきかもしれません。
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