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それでも花粉症はやってくる

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こんな時ぐらい、やってこなくともよさそうなものなのに...
そう、花粉症です。
私は花粉症の季節には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)という漢方薬を服用し、不快な症状を抑えていました。
※ 小青竜湯は鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、湿った感じの咳に効果がある
ところが、震災の影響で物流がストップ、いつものんでいる顆粒の小青竜湯が手に入らなくなりました。
「困った...」
と私が言うと、女房殿が応えました。
「煎じ薬の小青竜湯をのめばいいじゃない。」
そうか、その方がもっと効くかもしれない。
幸いタキザワ漢方廠の小青竜湯のティーバッグがありましたので、耐熱容器を使って電子レンジで15分程煮だし、保温ボトルに入れて、暖かいまま一日数回に分けて服用するようにしました。
す・る・と
鼻水も、目のかゆみもピタッと治まりました。
漢方の液剤は新薬の静脈注射と同じぐらい、すぐに良く効く、と以前聞いた事がありましたが、まさにその通り。
私たちがふだん馴染んでいる漢方薬は顆粒、もしくは錠剤ですが、もともとは『草根木皮』といって、薬効成分のある植物のさまざまな部分を乾燥させ、砕いて、それを長い時間かけて煮だした汁を飲んでいたのですから、もともと煎じ薬の方が効果があるのは当たり前のことでした。
実は市販されている顆粒の漢方薬の中にも、「お湯に溶かして服用する」ものもあるのです。
小青竜湯の煎じ薬は漢方の中でも「マズい」方だと言われますが、暖かいとさほど飲みにくくもありません。
この春は、小青竜湯入りの保温ボトルがあれば乗り切れそうです。
それにしても漢方薬の煎じ薬、こんなに効くとはちょっと驚きでした。

西ドイツ1971年発行 児童福祉

西ドイツ1971年発行 児童福祉


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