【 世界最大規模の海洋資源に関する会議を開催 】《2》
南極ロス海で暮らす生きものたちへの朗報
アメリカNBCニュース 2016年10月28日
南極大陸ロス海の積氷。(写真上)
南極大陸の周囲に存在する手つかずの原始の海洋資源を保護するための国際条約が、長年異議を唱えてきたロシアが反対意見を取り下げることにより、2016年10月28日にようやく『重要な』合意に達することになりました。
この条約については長年に渡るアメリカとロシアの外交当局と高官協議の末、ようやく合意に達しました。
南極大陸ロス海のマクマード湾に出来た氷穴を探検している男性。(写真下・以下同じ)
ロス海の氷の海を進む調査船。
ロス海ロジェ岬、黄昏時の皇帝ペンギンの群れ。
南極大陸コンコルディア基地の上に現れたオーロラ。
この基地は、科学者にとって研究を行うのに非常に魅力的な場所です。
9ヵ月もの間、航空機はもちろん、地上を走行する車両も摂氏マイナス80度になるこの場所に到達することはできません。
そして100日の間地平線上に太陽が姿を現す事は有りません。
こうした状況で生活することは、他の惑星で暮らすこととさほど変わらないのです。
http://www.nbcnews.com/slideshow/historic-deal-will-open-world-s-largest-marine-reserve-antarctica-n674876
comment closed