アメリカNBCニュース 2016年12月21日
2016年7月9日ルイジアナ州バトンルージュ警察署の本部近くで、警察官による黒人青年射殺事件に抗議する女性。この後写真の女性は逮捕・拘留された。
ミネソタ州で発生した警察官による黒人男性射殺事件を始め、2016年には警察官による有色人種射殺事件などが相次ぎ、全米に『Black Lives Matter(黒人の生命も大切なはずだ!)』運動が広がることになりました。(写真上)
9月5日のスペインのベニタチェル村、プールの中から山林火災を見つめる2人の男の子。
この山林火災では20機以上の消防用航空機が出動し、消防士は気温が摂氏40度の中、消火活動にあたりました。(写真下・以下同じ)
8月14日リオデジャネイロ・オリンピック100メートル短距離走の準決勝で後方を確認するジャマイカ代表のウサイン・ボルト。
ボルトは3大会で100m、200m短距離走両方の金メダルを獲得すると偉業を成し遂げた3人目の選手になりました。
8月5日リオデジャネイロのマングエイラ・スラム街で、オリンピックの開会式の打ち上げ花火を見物する住民。
10月9日フィリピン、マニラ市内、葬儀のため運び込まれた父親の遺体を前に泣き崩れる6歳の女の子。25歳の父親は隣人とともに殺害されているのが発見されました。
フィリピンではドゥアルテ大統領の就任以降麻薬取引の嫌疑をかけられた人間が、警察が関わった分だけで約2,000人が殺害されたと見られています。
9月11日シリア北西部の都市アレッポでアサド政権側の空爆が行なわれる中、赤ちゃんを抱いて避難を急ぐ男性。
http://www.nbcnews.com/slideshow/year-pictures-2016-n697021
アメリカNBCニュース 2016年12月16日
シリアのアサド政権の勢力が反乱軍からアレッポを奪還しましたが、双方の非難の応酬が続き、一般市民の避難が進まない状況に陥っています。
2016年12月16日にアレッポの反政府勢力の勢力圏だった西部から避難する市民。(写真上)
アレッポ市内の孤立した地域から市民と反政府勢力の兵士を避難させる取り組みが始まった2日目、市民の脱出準備が進んでいたにもかかわらず、政府と反政府側の非難の応酬が激化したため突然停止しました。
12月15日アレッポ東部から一般人と反政府勢力の戦闘員を避難させるため、政府軍の勢力下にある地区に駐車するバスの車列。(写真下・以下同じ)
シリア国内に駐在している人権監視団体は、市民と反政府勢力の避難が15日に始まったものの、合計8,000人(約3,000人の戦闘員と300人以上の負傷者を含む)が呈したままのバスと救急車内に待機させられていると報告しています。
12月15日、アレッポの南郊で救急車内で避難を待つ負傷した男の子
12月15日、負傷した女性を載せた荷車を押す男性。
12月15日孤立した地区から避難する住民。
http://www.nbcnews.com/slideshow/thousands-evacuated-rebel-held-aleppo-n696996
【 75年目の「リメンバー・パールハーバー!」 】《2》
アメリカNBCニュース 12月6日
不意打ちの奇襲によって2,300人のアメリカ軍人を殺害、第二次世界大戦への米国参戦を決定づけた真珠湾攻撃を写真で振り返ります。
傾いたまま猛煙を上げる戦艦USSアリゾナ。
この後アリゾナはアイザックC.キッド少将を含む乗組員の80%にあたる1,500人とともに海中に没しました。(写真上)
日本軍による爆撃で破壊された後、くすぶり続けるドラッグストアの残骸。真珠湾近くのワイキキで。(写真下・以下同じ)
大きな損害を被った駆逐艦USSダウンズ)と同USSカサン。
日本軍による真珠湾攻撃の伝える新聞を手に、ニューヨークのブロードウェーに集まった群衆。
http://www.nbcnews.com/slideshow/remembering-pearl-harbor-75-years-later-n692191
ロイター / アメリカNBCニュース 11月30日
これまで反政府勢力の支配下にあったアレッポは、アサド政権指揮下の軍の突入が間近に迫る状況になりました。
この事態に戦闘に巻き込まれることを恐れる市民が、大量に脱出する事態となっています。
11月30日政府軍のものと見られる砲撃の後、アレッポ市内の反政府勢力が支配するジブアルケベー地区に散乱するビニールバッグに入れられた遺体。アレッポ ・メディア・センター提供の写真。(写真上)
反政府勢力の支配地区に対し再開された政府軍の砲撃により、市民45人以上が殺されましたが、その大部分が女性や子どもたちだったと、地元の救助隊員が語りました。
11月30日政府軍の支配下にあるアレッポ市内のジブリーン地区でロシア軍が行なっている食料の配給を受ける人々。手前左端はロシア兵、1人おいて右隣はシリア政府軍兵士。(写真下・以下同じ)
ロシア、イランとシーア派民兵にバックアップされているシリアのバシャル・アル・アサド大統領の政権にとって、アレッポの支配権を巡り6年間の戦闘を続けてきました。
11月30日ジブリーン地区でたき火をする、東部から逃れて来た市民。
しかし反政府勢力が支配するアレッポ市内東部にはなお数千人が生活をしており、2011年から始まった戦いをあきらめて投降するなら、むしろ死を選ぶと語っています。
11月30日アレッポ市内のジブリーン地区にある退避豪内に座る避難民の男の子。
11月30日アレッポ市内のジブリーン地区でたき火を囲む避難民の家族。
http://www.nbcnews.com/slideshow/aleppo-exodus-terrified-syrians-flee-besieged-city-n690266
ロイター / アメリカNBCニュース 11月30日
これまで反政府勢力の支配下にあったアレッポは、アサド政権指揮下の軍の突入が間近に迫る状況になりました。
この事態に戦闘に巻き込まれることを恐れる市民が、大量に脱出する事態となっています。
11月29日政府軍の侵攻が間近に迫り、急ぎ市内を脱出しようとするすでに住む場所も失ったアレッポの一般市民。アレッポ ・メディア・センター提供の写真。(写真上)
一進一退の攻防が続く中、攻撃によって廃墟と化したかつての住まいを後に数千人以上が続々と避難を続けています。
11月30日アレッポ東部から西部へと家財道具を抱えて避難する一般市民。(写真下・以下同じ)
国連の人権機関はアサド政府軍の攻撃から逃れるためすでに16,000人を超える人々がすでに脱出し、これからさらに多くの避難民が発生すると見ています。
11月29日、アサド政権側が用意したトラックに乗り込み、政権側がすでに制圧しているアレッポ東部に避難しようとする住民の集団。
アサド政府軍は一気に攻勢を強め、反政府勢力の支配地域は3分の1にまで減少、破滅的敗北が目前に迫っています。
11月30日一週間前まで反政府勢力の支配下にあったアレッポ東部のマサケン・ハナノ地区を、戦闘車両に乗って住民の脇を走り抜けるアサド政府軍の兵士たち。
http://www.nbcnews.com/slideshow/aleppo-exodus-terrified-syrians-flee-besieged-city-n690266