世界の最新健康ニュースから[心臓]
英国BBC電子版 2018年9月4日
今日は心臓の健康に関する情報を、英国BBCの電子版からご紹介します。
心臓は1分間に約5リットルもの血液を24時間365日出し入れしています。
不整脈や心不全の原因の一つとして、マグネシウム不足が指摘されています。
あまり聞きなれないミネラルですが、他に変えられない大切な働きをしています。
海苔やアオサなどの海藻類、そば粉などに豊富に含まれています。
定期的な摂取を心がけましょう。
(あおい薬品薬剤師 小林 裕見子)
[あなたの心臓年齢を把握しましょう]
30歳を過ぎたら自分の心臓発作、脳卒中の発症リスクがどのレベルにあるかを確認するため、オンラインでテストを受けるよう、英国保険省が国民に促しました。
同省は年齢が75歳以下なら生活スタイルを改善することによって、自分でこうした重篤な血管障害の80パーセントを防ぐことができるとしています。
一方、不健康なライフスタイルは成人のうち5人中4人という高い割合で早期死亡のリスクが現実になってしまうと警告しています。
人々は喫煙をやめ、食事の内容が健康的なものになるようクオリティを改善し、十分な運動を心がけるべきです。
心臓と循環器系の健康改善のためにはどんなことをしたら良いのでしょうか?
1. タバコはやめる
2. 活動的な生活をする
3. 体重を管理する
4. 飽和脂肪酸(肉、牛乳、バター、卵黄、チョコレートなどに多く含まれます)の摂取を避ける
5. 野菜・果物を合わせて1日5種類以上とる
6. 塩分を減らす
7. 魚を食べる
8. アルコールの量を減らす
9. 食品や飲料を購入する際は、必ず成分表示を確認する
さらに詳しい内容は下記の英国BBCの電子版でご覧ください。
https://www.bbc.com/news/health-45395576
興味のある方は英国保険省のホームページで心臓年齢のチェックを受けられます。
ただし、全文英文です(当たり前ですが…)。
https://www.nhs.uk/oneyou/be-healthier/check-your-health/heart-age-test
世界の最新健康ニュースから[砂糖]
アメリカCNNニュース 2018年8月30日掲載
今日は砂糖には麻薬と同じくらい、強い習慣性がある、という米国CNNニュース記事をご紹介します。
そして砂糖の恐ろしさは麻薬のような依存性があることに加え、食べた後血液中に入ると砂糖水がドロドロしているのと同じように、血液もどろどろしてしまう点にもあります。
想像してみてください。
あなたの血液が砂糖水のようにベタベタしたら・・・それだけでも不健康だってわかりますよね。
(小林 裕見子 : あおい薬品薬剤師)
[甘いお菓子って、なぜクセになっちゃうの?]
なぜ私たちがチョコチップ入りのクッキーなどの甘いお菓子に目がないかということについて、子供の頃の幸せな記憶にもつながっているからなお一層美味しく感じるという説明以外にも、科学的な解明ができるかもしれません。
これまでの研究によって、チョコチップ入りのクッキーなどの甘いお菓子の成分中には、中毒性のある成分が含まれていることがわかっています。
人体に関するいくつもの研究により、人間の体は砂糖の入った食品が入ってくると、砂糖とその甘さはコカインを含む麻薬性の薬物に匹敵するほどの満足感と渇望感(もっと欲しいという)を引き起こすことがわかっています。
伝統的なチョコレートチップのクッキーのレシピでは、グラニュー糖3カップとブラウン糖3カップが必要で、1個のクッキーごとに砂糖10グラム、またはティースプーン2.5杯分を消費します。
さらに砂糖に加え少量のアナンダミドという化合物が含まれているチョコレートがあります。
アナンダミドは興味深いことに、気分を変える作用を持つマリファナの有効成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)と同じ細胞受容体に働きかける脳化学物質でもあります。
チョコレートがマリファナと同じくらい「ハイな気分」を生み出すとまでは言えないかもしれませんが、チョコレートを食べるとなぜ気分が良くなるのかの化学的根拠となるかもしれません。
オハイオ州立大学の神経科学学部のゲイリー・ウェンク学部長によると、高脂肪で糖分の多いクッキーは、他の材料とは無関係に脳内のアナンダミドのレベルを上げることがあります。
おいしいものを食べたいと思うことは私たちの生体反応のひとつです。
「脂肪と砂糖の組み合わせはアナンダミドの効果同様、中毒を誘発するために組み合わせられているようなものです。」
ウェンク教授がこう語りました。
「それは喜びのトリプルプレイなのです。」
さらに詳しくこの記事をご覧になりたい方は、以下のURLへ(英文)
https://edition.cnn.com/2018/08/30/health/chocolate-chip-cookies-addictive-food-drayer/index.html
コバジュン・ミニ旅しっかり旅《第2回》弥彦神社帰り旅
1970年代の幸せな時代の休日へタイムスリップ?[ 2018年5月 ]
5月の連休の翌週、妻と娘、そして私の家族3人は車で仙台を出発し、東北自動車道~常磐自動車道~北陸自動車道と移動し、石川県は能登半島の和倉温泉に一泊、その翌日は新潟県長岡市の寺泊岬温泉に一泊しました。
3日目の午前弥彦神社に詣でた後、走行距離も1,000kmを超え、さてそろそろ仙台に帰ろうかという時のお話です。
弥彦神社の大きな鳥居を出ると門前にはちょっとした商店街があり、そこでお土産の段取りも済ませてさて時計を見ると11時過ぎ、鳥居に一番近い食堂の店員さんがのれんをかけ始めました。
「食事する?」
私が妻と娘に尋ねると、ちょっと微妙なリアクション。
その日の朝食は7時過ぎに宿泊したホテルのバイキング、別に遅い時間ではありませんでしたが、バイキングとなるといつもより余計に食べてしまうという条件反射がたたり、まだ昼食というお腹の具合でもないようです。
お店の外のメニュー見本にはカツ丼やてんぷらそば等、好物が並んでいて、ちょっとだけ後ろ髪を引かれる思いでしたが、
「それじゃ(仙台に帰る)高速の入り口目指して、途中どっかに寄ろうか?」
ということになり、弥彦神社から一番近い北陸自動車道の巻潟東インターを目指すことにしました。
弥彦神社からの道はほとんど平らな田園地帯を走っており、所々酒屋さんはあっても食堂の類は見当たりません。
間もなく『スリランカ・カレー』という看板に出会いましたが、中身が想像できずに通過。
スマホで情報検索をしていた娘が
「国道8号線まで出ないと、食事できるようなお店はないみたい。」
国道8号線に出るには巻潟東インター入り口を通過して、北陸自動車道の反対側に出なければなりません。
そこで相談の上、高速には新潟西インターから乗ることにして巻潟東インターをそのまま通過して国道8号に出てみました。
入ったのは西区の辺りでしたが、8号線沿線に並ぶのは回転寿し店やラーメン屋さん。
旅の最後を締めくくる昼食は「もう一工夫」という気持ちは3人とも同じのようで、誰からも入ろうという声が上がりません。
「スリランカ・カレーの方が良かったかも…」
そうこうするうちに車は西区が終わり南区に入りました。
「なかなかこれといったお店は見当たらないねぇ…」
などと言い交わしていると、娘が
「あれあれ、左側!」
という方向に、『ハンバーグランチ』と書いたのぼりが見え、
『くれよん』
という店名を記した立て看板が目に入りました。
明らかにファストフードやチェーン店とは違う、洋食屋さんのようです。
3人の意見が一致し、無事駐車場へと入りました。
▽これぞ由緒正しき洋食屋さん
店内は一言で言うと
『良い時代の洋食屋さん』
清潔で明るくて、おまけにヨーロッパのノベルティ・グッズ - それも趣味の良い品々 - が、なんというか気持ちよくレイアウトされた店内。
そして席に座ってメニューを見ているうちに気がついたのが、多分他の誰にとっても関係ない話でしょうが、私にとっては実に驚くべき事実、BGMがブラザース・フォアのライヴ演奏だったことです。
何というシアワセ!
私は別にブラザース・フォアの大ファンというわけでもなく、持っているのはベスト盤のCDだけですが、
『良い時代の洋食屋さん』の清潔で明るい店内でブラザース・フォアのライヴを聞いていると、まるで自分が1960〜70年代の休日の外食を楽しんでいるような気分になりました。
1960~70年代はアメリカはベトナム戦争にのめり込んでいったために地獄の時代になりましたが、戦争と関係のなかった日本は高度成長期の最終期にあり、
こういう幸福感を表現するのに、ピッタリの言葉があります。
値千金!
お店は品の良い老夫婦お二人で運営されているようでした。
と・こ・ろ・が
本当に美味しい洋食を
実にテキパキと調理し
感じの良い接客態度で給仕していただける
知らない土地に行って、ぶらっと入ったお店で、ここまでの結果が期待できますか?
私が頼んだのは
とろとろビーフシチューとナポリタンのセット
妻は
八丁味噌カツ定食
娘は
ビーフステーキ定食
でしたが、3人とも
「美味しい!おいしい!」
を連発。
妻も娘も料理が趣味の一つで、素材選びから出汁とりまで一家言も二家言もあるのですが、その二人も手放しで褒めるほどの美味しさ、そしてクオリティ。
私も一口目二口目は美味しいと思っても、半分あたりからは食べることに飽きてしまうナポリタンなら何回も食べたことがありますが、これは違いました。
最後の1本のパスタまで美味しくいただきました。
ビーフステーキも娘から二切れ、八丁味噌カツも妻から一切れもらって食べてみましたが、どちらも
美味しい!
の一言。
最後にレジで、美味しい食事ができたことのお礼を申し上げ、店を出て、3人ともに快適な気分で家路を辿ることになったのです。
最後に『くれよん』の住所を記しておきます。
新潟県新潟市南区根岸1535-3
ビビリ・ゴルファーの独りごと《2》
▽ 欲とビビりに支配されるゴルファー
さて自分のゴルフはどこまでのゴルフなのだろうか?
前回はその答えを出すため、ある決心した、というところまででした。
どんなことができて、何ができないのだろうか?
練習場ではちゃんとできるのに、コースに出るとできないのはなぜか?
100ヤード以内を10ヤードごと、きちんと打ち分けられるようにしたい
こうした自分に対する問いかけ、その答えを出すために私が決心したこと。
それは、独りパブリックです。
私が暮らす仙台市の西北郊外の富谷市にある富谷カントリークラブが私のホームコースであることは前回お話ししました。
富谷カントリークラブには18ホール・パー72のメインコースの他に、18ホール・パー70(ショートホール×6ホール、ロングホール×4ホール)のパブリック・コースがあります。
パブリック・コースは平日なら予約なしで、しかもひとりでラウンドさせてもらえるのです。
女房殿に言わせれば、私は所詮エエカッコしい。
確かに土日にメインコースに行くと、同じパーティの同伴プレーヤーはもちろん、前の組や後ろの組の人の視線が気になります。
自分に置き換えてみると、よほどのスロープレーヤーやマナーの悪いプレーヤーでなければ、前の組や後ろの組の誰かに「目をつける」などということはないのですが、自分のこととなると感覚がずれてきます。
特に調子が悪い日などは、ティーイング・グラウンドに立って自分が打ち終わるまで、次の組が来ないといいな、なんて考えがちです。
なぜなら失敗しただけでも落ち込むのに、それを他人に見られていると挫折感が倍増する感じがするからです。
でもその意識そのものが、ゴルフの場合は失敗の原因になります。
プロゴルファーは見られることが前提であり、すべての技術を備えているのに対し、私たちアマチュアはまずもって得手不得手があり、しかも集中力となると比較になりません。
それが見られてもいないのに、周囲の視線が気になって仕方がない。
自滅の原因を自分で作っているようなものです。
煩悩そのものと言って良いのですが、煩悩を去ることができないのが私のような凡人。
しかもホームコースの富谷カントリークラブは「簡単じゃない」と評判のコースです。
距離は長くもなく短くもなく普通ですが、基本右はすべてOB。
もっと厄介なのはすべてのグリーンが砲台で、しかもまんじゅう型であること。
その上グリーン周りのラフはなぜかほとんどが逆目。
そして花道の左右には基本必ずバンカーがあります。
きついドローやスライスはまず十中八九アゴの高いバンカーです。
そしてグリーン奥はすべてOBか大トラブル…
さらにはショートホールがすべて打ち上げで、アベレージゴルファーにとってはミドルアイアン以上の距離があります。
要はショットには正確な距離感と方向性、そして冷静な状況判断が必要なコースだということです。
そして泣かされるのがグリーンの難しさです。
パッティングは1メートル以内であってもしっかり打たないと、まず曲がります。
「えっ?」
迷いながら、あるいはこわごわ打ったパットは絶対曲がる、そんなグリーンです。
どのグリーンもまっすぐのラインは一箇所だけという設定。
まあ、言ってみれば客に全く媚びないコースと言えるのではないでしょうか?
当然このコースでプレーする際一番必要なことは集中する、ということになります。
集中力を欠いたまま漫然とプレーすると、必ず痛い目を見るのがこのコースです。
前後左右に気を取られていたのでは、うまくいくはずがありません。
そんなホームコースで2年前は土日ラウンドして、私のスコアは平均すると91〜93といったところ。
調子が良くないと90を切ることは無く、18ホール全体をみると良いところもあるもののダメなところも多々あって、いつも思うことは一緒でした。
なんでああいう失敗を繰り返すのだろう?
誰からも見られない環境でゴルフができないだろうか?
その答えが独りパブリックでした。
普通ならゴルフ場のオーナーでもない限り、一人きりでゴルフを楽しむなどという贅沢は許されるはずがありません。
そして首都圏のように人間が充満している場所でも不可能。
でも仙台市内に暮らす私は、車で25分の場所にたったひとりでプレーを許してくれるゴルフ場があるのです。
しかも、平日ならメンバー料金は3,300円です。
で、実際にプレーしてみてどうだったのでしょうか?
初夏のとある平日、当時はまだ会社員だった私は一週間の天気予報を確認して前日に有給休暇届けを出し、休みを取って独りパブリックコースにやってきました。
そして我ながら信じられないことに、2バーディ3ボギー、パー70を71で回ったのです!
何が違ったのでしょうか?
そのお話は次回にさせてください。
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【星の金貨】のメインセクションは下記のURLに移転しました。
http://kobajun.biz/
海外メディアの翻訳記事は【星の金貨new】でご覧ください。
ビビリ・ゴルファーの独りごと《1》
▽ 欲とビビりに支配されるゴルファー
まず自己紹介から。
私は来月で満61歳になる老熟年ゴルファーです。
ゴルフ歴は20年くらいでしょうか、始めたのはちょうど30歳の時。
ですが、子供たちが小さかった頃(一女一男の父親です)その世話を女房殿に任せっぱなしにして、日曜日に高いプレー費を払ってのラウンドもその後半に差し掛かった頃、やっぱりその日も100をきれそうにないとわかってがっかりした時、
「オレ、何やってんだろ?」
と思いました。
「大切な子供たちの世話を人に任せっぱなしにして、つまらない思いをして、バカそのものだ…。」
それっきり約10年間、ゴルフをすっぱりやめていました。
そして下の子の長男が高校生になった頃じゃないでしょうか、ゴルフ好きの会社の上司に
「そろそろ再開しても良いんじゃないの?」
と誘われ、今日に至りました。
現在は仙台市北郊の富谷カントリークラブの会員歴も10年を超え、2018年春現在のオフィシャルハンディは12.3です。
ラウンドでは今年に入って一番多いのが88というスコア、100は叩かなくなりましたが、できれば常に80代前半で回りたいと思っています。
私のゴルフへの取り組みで、多分他の方と違うのは徹底してレッスンプロについてゴルフを覚えたことではないでしょうか?
これまで紆余曲折、私が暮らす仙台市内の都合5人以上のレッスンプロの方に指導していただきました。
おかげでフォームの方は誰からも褒めていただけるようになりましたが、ゴルフで一番難しいのは実はメンタル。
これにその時その時の体調の良し悪しが加わることで、ゴルフは結果が大きく違ってきます。
でそのメンタルですが、私はある日ツイッターを見ていて、こんな自己紹介を見つけました。
「ビビりです。」
すっごく共感しました。
「俺もそうだなぁ、特にゴルフでは…」
実は今はレッスンプロについての練習はしていません。
数年前、レッスンプロについてラウンドレッスンをしていて、ビビりからミスをした時、
「ここから先は人には教えてもらえない。」
と思ったからです。
ゴルフを壊すのは欲とためらいだと私は思っています。
プロのトーナメントを見ていても、一流プレーヤーであっても
「どちらのクラブにしたら良いか、迷ったままショットしてしまった…」
なんていう時は決まってミスショットになるようです。
私たちなんかはためらいを通り越して、ビビる場合が多々あります。
それと私たちアマチュアは実力に見合わない結果を出そうとした時もツブれます。
顔が上がる
タイミングが早くなる
ボールにクラブヘッドが届かなくなってダフるトップする
ありとあらゆるミスが出ます。
オフィシャルハンディが15を切った時、かねてすすめられていたこともあり腕試しのつもりで所属するコースの月例競技に出ました。
結果は…
あの時のラウンドは未だに悪夢です。
2度目はクラブチャンピオンの方が一緒でした。
ティーショットをチョロった後、アプローチショットをアドレスからスィングまで多分普段の3倍ぐらいのスピードでワタワタやって、ボールがグリーン脇の生垣に突き刺さった時でした。
「ちゃんとできるんだから、ちゃんとやりなさい!」
クラブチャンピオンにこう諭されました。
ビビってました、一度目の失敗にビビって二度目もビビったままショットする、そんな失敗を重ねていたのです。
以来ショットの時もパットの時も、自分自身に
「ちゃんとできるんだから、ちゃんとやろう!」
と言い聞かせるようになりました。
そう言えた時は結果もついてきました。
それを思い出す余裕もない時はミスショットが数多く出ました。
「でも、自分のゴルフはいったいどこまでができるゴルフなんだろう?」
その疑問が頭を去らなくなりました。
そしてその答えを出すべく、私はある決心をしました。
そのお話は次回…