エッセイ

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そして7人全員が生きのびた……

やっと女川に住む友人のもとを尋ねることができました。4月23日土曜日雨、朝7時前に自宅を出発、仙台市東部道路(有料道路)仙台東インターから一路石巻を目指します。5キロほど走ってすぐに渋滞に巻き込まれました。いっこうに進む気配がなく、仕方なく...
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野球オ・ン・チ

社会に出てからというもの、自分がプロ野球ファンだなどとは一度も思ったことの無いワタシ。私が曲がりなりにも野球に興味を持ったのは小学校高学年の頃で、当時の読売ジャイアンツというのは監督が川上哲治、ファースト王貞治、セカンド土井。ショート黒江、...
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がれきの中に立ち尽くす少年

4月22日金曜日、写真雑誌FRIDAYの『緊急増刊号』を見ました。私も50歳を過ぎ、同年代の方がよくおっしゃるのは「とにかく涙もろくなる」という事ですが、この写真集を見ていると年のせいなのかどうか......数限りない被災写真の中でも、救助...
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臥薪嘗胆から解放を

福島第一原発の現場で作業を続ける方々を見守り、そして彼らのために声をあげましょう昨日も福島第一原発で作業を続けておられる方々について書きました。みなさんは臥薪嘗胆と(がしんしょうたん)いう言葉をご存知だと思います。念のため、wikipedi...
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福島第一原発 現場の作業員を『人柱』にするな

我が家では震災後3日程で電気が回復し、テレビが見れるようになり、さらに数日後インターネットを通してアメリカABC・NBCの報道番組を見れるようになりました。そして福島第一原発の事故の詳細が解るようになったのです。それ以来ずっと、心に引っかか...
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蒲生(がもう)の松林

今、4月18日現在、仙台市宮城野区の東部有料道路の上から海の方を見ると、松が密生した松林があったはずの方向に数本の松が透けて見えます。ここはかつて仙台藩が開削した貞山運河が南北にまっすぐ伸び、その両岸には広大な松林があって、仙台市民の憩いの...
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ベンジャミン・ディズレーリ(1804~81)からの手紙

私は19世紀、世界に冠たる大英帝国が存在したその時代において、英国保守党の政治家として生きた者です。大震災以降混乱する日本の皆さん、あなた方の『政治』について、一言申し上げたくてペンをとりました。私は生涯において2度、英国の首相を務めました...
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30ワットの明るさ

あの震災からひと月程して、25歳になる娘が女房殿に言ったのは「食べ物が無くなって、本当に怖かった。」という感想だったそうです。考えれば、昭和60年に生まれた娘が何か「売っていないから、手に入らない。」という経験などはしたことが無いかもしれま...
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海を漂う悲劇

仙台市、4月14日朝8時30分、仙台市北東の利府町・多賀城市・塩釜市方面から仙台市中心部に向かって車の大渋滞が発生していました。仙台市から宮城県の北東方面、仙台 ~ 多賀城 ~ 塩釜 ~ 松島 ~ 石巻を結んでいたJR仙石線が3月11日の大...
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今日は長くは書きません。

まず次の3つの言葉を理解してください。【1】科学科学的な方法の古典的な基本は、17世紀にデカルトが『方法序説』で示した以下の原則である。 • 明瞭判明の規則:明らかに真理と認められたものだけを判断の基準とする。 • 要素分解:解決可能な要素...